
斜め巻結びは、ひもを斜めに結んでいきます。
ペンダントトップのバチカン部分や、ブレスレット、ベルトなどに、よく使用される技法です。
「右斜め巻結び」と「左斜め巻結び」があります。
どちらかひとつよりも、右斜め巻結びと、左斜め巻結びを組み合わせて結ぶことが多くなります。
ふたつを組み合わせると、ひし形のような模様もつくれます。
ここでは「右斜め巻結び」の紹介をしています。
Contents
右斜め巻結び

結び方

ひもは、4~6本くらい使用します。
ここでは、4本使用します。
左側の茶色のひもが、芯ひもになります。
残り3本が、結びひもになります。
芯ひも(茶色)の内側に、マムラメピンを打ちます。

芯ひも(茶色)を上にして、右斜めに置きます。


3本ある結びひもの中で、左端の結びひも(左から1番目の結びひも・白色)から順番に、芯ひも(茶色)に巻き付けます。

芯ひもと、結びひもを引っ張り、しっかり引き締めます。(結び目が1つ)


同じ左端の結びひも(白色)で、もう一度、芯ひも(茶色)に巻き付けます。

芯ひもと、結びひもを引っ張り、しっかり引き締めます。
※同じ結びひもで2度結ぶ→右斜め巻結び1回分(結び目が2つ)
右斜め巻結びが1回できました。


次の結びひも(左から2番目の結びひも・白色)を、芯ひも(茶色)に巻き付けます。

芯ひもと、結びひもを引っ張り、しっかり引き締めます。(結び目が1つ)


同じ結びひも(左から2番目の結びひも・白色)で、もう一度、芯ひも(茶色)に巻き付けます。

芯ひもと、結びひもを引っ張り、しっかり引き締めます。
※同じ結びひもで2度結ぶ→右斜め巻結び1回分(結び目が2つ)
右斜め巻結びが1回できました。


次の結びひも(左から3番目の結びひも・黄色)を、芯ひも(茶色)に巻き付けます。

芯ひもと、結びひもを引っ張り、しっかり引き締めます。(結び目が1つ)


同じ結びひも(左から3番目の結びひも)で、もう一度、芯ひも(茶色)に巻き付けます。

芯ひもと、結びひもを引っ張り、しっかり引き締めます。
※同じ結びひもで2度結ぶ→右斜め巻結び1回分(結び目が2つ)
右斜め巻結びが1回できました
右斜め巻結び:2段目の結び方

一番左側の結びひも(白色)が「芯ひも」になります。
芯ひもの内側にマクラメピンを打ちます。

芯ひも(白色)を上にして、右斜めに置きます。

一番左側の結びひも(白色)を、芯ひもに巻き付けます。

同じ結びひもを、2度結びます。(右斜め巻結び1回分)
次の結びひもは、左から2番目のひも(黄色)になります。

左から2番目の結びひも(黄色)を2度結びます。(右斜め巻結び1回分)
次の結びひもは、左から3番目のひも(茶色)になります。

1段目に「芯ひも」として使用したひも(茶色)は、2段目では結びひもになります。
2段目の芯ひも(白色)に巻き付けます。

右から3番目の結びひも(茶色)を2度結びます。(結び目が2つ)
2段目ができました。
※3段目以降も、一番左側のひも(白色)が「芯ひも」になります。
残りの3本が「結びひも」となります。
同じように、繰り返し結んでいきます。
まとめ
右斜め巻結びの結び方を紹介しました。
その他に「左斜め巻結び」があります。
両方ともよく使用される技法です。
芯ひもに、結びひもをしっかりと巻き付けるのがコツです。
慣れるまで、難しく感じるかもしれません。
アクセサリー作成で使用する場合は、細かい作業になります。
繰り返し練習してみてくださいね♪